Tommy Wonderを知らないマジシャンはいないでしょう。 これは彼の代表作の他、それを支える理論などを余すことなく収録した2巻組です。 作品のやり方は勿論、プレゼンテーションや演じ方、バリエーションについても詳しい記述があります。1度と言わず、2度、3度読んでもなお発見がある名著です。 特にミスディレクションに関する記述は全てのマジシャン必読の内容です。彼はあるマジシャンに出会う前はミスディレクションを信用しておらず、積極的に演技の中に取り入れることはしていなかったそうです。それがなぜあそこまでの達人となったのか、そしてそれを可能にしたのはどういう理屈なのか。そのすべてが、本書には書かれています。